当ブログ【ゆんとも】では、Musashi Veloに乗って感じた良かった点・気になった点をレビュー!
他社Eバイクとの比較や、オトクに買う方法も紹介しています。
バスや電車を使わず、最短ルートで移動できる自転車。
自転車の中でも、となり街まで気軽に行けて、坂道や向かい風を物ともしない電動アシスト自転車(おしゃれ)が最近、人気を集めています。
Eバイクの人気が日に日に高まっている中、センサーライトで国内トップシェアを誇る株式会社ムサシが変速不要の次世代モデル「Musashi Velo」を2022年1月に発売しました。
当ブログ【ゆんとも】では、これまで60台以上のEバイクに乗ってきた筆者が、Musashi Veloの良かった点・気になった点を徹底レビュー!
「乗り心地は?」
「変速がいらない電動自転車ってどう?」
上記が気になる方は、当レビュー記事をぜひ参考にしてください。
- 余計なギア操作がなく、走りに夢中になれる
- アシストOFFでも快適な走り
- 車体が軽い
- ミニマルデザイン
- 2年間のメーカー保証
- シングルギアは好みが分かれるところ
- 充電方法
Musashi Veloの概要
Musashi Veloは、機能とデザインの両方を兼ね備えた、次世代の電動アシスト自転車(Eバイク)です。
モデル | Musashi Velo CS01 |
タイヤ | 700x28c |
車体サイズ | 長さ180cm/最大幅63㎝ |
フレーム | アルミ合金 |
サドルの位置 | Mサイズ:87cm~ Sサイズ:82cm~ |
適正身長 | Mサイズ:150cm~ Sサイズ:~150cm |
車体重量 | 17kg |
モータ出力 | 250w |
バッテリー容量 | 11.2Ah |
充電時間 | ゼロからフル充電 6時間 |
変速 | シングル |
ブレーキ | メカニカルディスクブレーキ |
色 | Matt Black |
価格(税込) | 242,000円 |
Musashi Veloは、アルミフレームを採用しています。
またぐフレームには、Musashi Veloのブランドロゴ「m」が控えめながらも存在感をアピール。
色は、今回レビューしている「Matt Black」の1色展開。
Musashi Veloのバッテリーは、フレーム内蔵型になります。
電動自転車によくある電気配線がほとんどないため、ぱっと見、電動自転車に見えません。
Eバイクと気付きました
バッテリー容量は11.2Ah。
フル充電の状態でアシスト強度3で走った場合、約120kmの走行(道路状況・荷重・気温によって変動)が可能です。
Musashi Veloのユニットモーターは、後輪に付いています。
後輪駆動モーターの特徴は、前から引っ張られる感覚がなく、誰かがうしろからやさしく押してくれるサポート感が得られるところ。
電動アシストの電源ON・OFFの切り替えは、右ハンドルに付いているボタンで行います。
アシストモニターの見方は、次のとおり。
電動アシストは、6種類のモードから選べます。
- アシスト0:アシストOFF
- アシスト1~2:やさしい加速、省エネで長く走れる
- アシスト3:街乗りに適した走り
- アシスト4~5:坂道がスイスイ登れる
液晶モニターは、アシストの操作以外に次の5つが確認できます。
- 平均時速
- 最高時速
- 走行距離
- 最高時速
- 走行時間
Musashi Veloのギアは、前46・後ろ18。
Musashi Veloはシングルギアになります。
シフターが付いていないため、ハンドルまわりは余分なものがなくスッキリしています。
タイヤの大きさは700×28c。
ブレーキはメカニカルディスクブレーキを採用。
メカニカルディスクブレーキは、「油圧式」と「メカニカル」の2種類あります。
「油圧式」ではなく、「メカニカルディスクブレーキ」が採用された理由は、次のとおり。
- 油圧式は、瞬発的にブレーキが効きすぎる
- 街中で走るには、メカニカルで十分
- コストを抑えるため
グリップは、握りやすいエルゴグリップを採用。
サドルは、シンプルなデザインのスポーツタイプ。
サドルの高さは、工具を使わず自分好みに変更できます。
ペダルは、スニーカーにジャストフィットするサイズ。
自転車を立てかけるスタンドは、別売りとなります。
もくじに戻るMusashi Veloの良かったところをレビュー
Musashi Veloに乗っていて、「ここいいね!」と感じたことをレビューしていきます。
見ていきましょう
シングルギアだからこそ、走りに夢中になれる
Musashi Veloで1番魅力を感じたのが、走りに夢中になれるところ。
通常のEバイクは、ギアを操作するシフターがハンドル右側に付いていますが、
Musashi Veloはシングルギアでシフターがなく、アシストモニターが付いています。
通常のEバイクの場合、アシスト操作するために、左手をハンドルから一度離す必要があるんですよね。
Musashi Veloは右ハンドルを握ったままアシスト操作ができるため、視線を手元に下げることなく、走りに夢中になれます。
めちゃくちゃ感動しました
Musashi Veloがアピールしている、「変速機に頼らない、ダイレクトな走り」。
実際に乗ってみると、その魅力が全身で実感できます。
アシストOFFでも、軽やかに走れる
2つ目に感動したのは、アシストOFFの状態でも爽快な走りが楽しめるところ。
タイヤが細く車体が軽いため、アシスト機能に頼らなくてもハイブリッド車に乗っているかのような静かでスマートな走りが楽しめます。
10kmほど走行して、「アシスト機能が必要」と感じたのは次のケースでした。
- 坂道
- 強い向かい風が吹いているとき
- 赤信号で止まった状態から、トップスピードに行きたいとき
アシストOFFでも爽快な走りが楽しめるため、アシスト機能を利用するシーンが思いの他すくないことにびっくり。
もし毎日、片道5km~10km以上の移動に使ったとしても、
アシストを利用する機会が少なく、バッテリーが11.2Ahとたっぷり容量なので、充電の頻度は週1回で十分でしょう。
軽くて乗りやすい
Musashi Veloの重さは17kgで、他社のスポーツEバイクと比べて3kg~4kg軽いです。
車体が軽いと、次のメリットがあります。
- 軽やかな走りが楽しめる
- 階段道があったとき、かついで登れる
- 駐輪場から取り出しやすい。方向転換が楽
自転車は、ほぼ毎日使うものです。
車体が軽いおかげで、力を入れて自転車を動かす毎日のちょっとしたストレスから開放されます。
電動自転車に見えないミニマルデザイン
Musashi Veloはバッテリーがフレーム内蔵型のため、ぱっと見、電動自転車に見えません。
家族や友達にMusashi Veloを見せたところ、「これって、電動自転車なの!?」と驚きの反応が返ってきました。
ビックリしていました
ブランドロゴが、控えめにデザインされているところもいいですね。
大人にピッタリ合うミニマルデザインもMusashi Veloの魅力になります。
2年間のメーカー保証が付いている
Musashi Veloには、2年間のメーカー保証が付いています。
電気系統(ディスプレイ、バッテリー、モーター、コントローラー)とフレーム本体は、購入後2年保証。
その他、一般的な自転車パーツ(タイヤ、チェーンなど)は消耗品のため、保証対象外
Eバイクでよくあるは、「モーターの調子がおかしい」「ディスプレイがうまく表示されない」といった電気系統のトラブルです。
モータートラブルの場合、5万円前後の修理費がかかるケースがあります。
Musashi Veloは、電気系統のトラブルに対して2年間の保証が付いているため、安心して購入できます。
Musashi Veloの気になったところをレビュー
「Musashi Velo最高!」と言いたいところですが、気になる点もありました。
Musashi Veloの購入を検討している方に、デメリットも包み隠さずお伝えしていきますね。
シングルギアは好みが分かれるところ
Musashi Veloの良さは、シングルギアで操作がシンプルなところ。
ギア変更の必要がなく、ハンドルから手を離すことなく親指でアシスト変更できるところが魅力ですが、
速度が時速24kmに達したとき、ギアを上げてスピードをもっと出したいな…… と感じるときがありました。
信号が多い街中を走るなら、時速24km以上で走ることが少ないためシングルギアで十分です。
ただ、信号がまったくないノンストップの道を走る場合、ギアを上げてスピードを出したいと感じました。
充電方法
Musashi Veloはフレーム内蔵型バッテリーのため、自転車をコンセントに直接つなぐ必要があります。
車庫や玄関先にコンセントがある家庭は、上の写真のように充電できますが、
マンションや賃貸アパートに住んでいる場合、充電がネックになるでしょう。
バッテリーがフレーム内蔵型のEバイクは、デザイン性が良いメリットがある一方で、充電方法の課題を抱えています。
もくじに戻る他社Eバイクとの比較
フレーム内蔵型バッテリーの他社Eバイクと比較したものが、こちらになります。
モデル | Musashi Velo | WELB | THIRDBIKES | VanMoof |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
車体の重さ | 17kg | 16.8kg | 19.8kg | 21.0kg |
モーター出力 | 250W | 250W | 250W | 250-350W |
バッテリー容量 | 11.2Ah | 6.8Ah | 10.4Ah | 504Wh |
ギア | シングル | 9段 | 7段 | 4段 |
メーカー保証 | 2年 | 1年 (有料で自宅修理サポート) | 2年 | 3年 |
価格 | 242,000円 | 198,000円 | 198,000円 | 295,000円 |
Musashi Veloをおすすめする人・しない人
Musashi Veloをおすすめする人・しない人は、次のとおり。
- シンプルな操作で、走りに夢中になりたい
- 通勤や街乗りがメイン
- 軽やかに走れるスポーツEバイクを探している
- ミニマルデザインが好き
- サポートが充実しているメーカーを探している
- ギアをこまめに変えて、走りたい
- コンセントが部屋しかない
Musashi Veloは余計なギア操作が必要なく、周りの景色を楽しみながら走りに夢中になりたい人におすすめです。
視線をハンドルに一度も下げる必要がないため、自転車に乗っていると最高の気分が味わえます。
アシストOFFの状態でも快適に走れ、ハイブリッド車のような静かなスマートな走りができるところも魅力的です。
「ギアチェンジはぜったい必要!」なら、WELBやTHIRDBIKESが良いでしょう。
ただ、いずれも自転車をコンセントに直接つなぐ必要があります。
Musashi Veloのよくある質問
ここでは、Musashi Veloのよくある質問に対してお答えしてきます。
販売店が知りたい
Musashi Veloは、クラウドファンディング「Makuake」で先行発売されました。
2022年初旬から、提携販売店で購入できます。
くわしく販売店については、こちらをご覧ください。
どこで試乗できる?
今の世間情勢のこともあり、試乗イベントは現在、限定的となっています。
イベントの開催情報は、Musashi VeloのHPで確認できます。
バッテリー交換ってできる?
Musashi Veloのバッテリーは、充電回数600回もしくは購入後2年が交換目安となっています。
交換バッテリーを購入後、経験者による設備の整ったお店での交換をおすすめします。
まとめ
本記事では、Musashi Veloの特徴や良かった点・気になった点をレビューしました。
改めて、メリット・デメリットをお伝えすると、次のとおり。
- 余計なギア操作がなく、走りに夢中になれる
- アシストOFFでも快適な走り
- 車体が軽い
- ミニマルデザイン
- 2年間のメーカー保証
- シングルギアは好みが分かれるところ
- 充電方法
変速機に頼らない、走りに夢中になれるMusashi Velo。
マットブラックのデザインが、オシャレな大人を演出してくれます。
普段の移動を快適にしたいなら、Musashi Veloがぜったいおすすめです。
コメント
コメント一覧 (3件)
こちらのMusashi VeloとサードバイクスFESMOTORで迷っているのですが、自宅が山手の方で坂がかなりあります。Musashi Veloほシングルギアですが坂が多い所でも快適な走りが出来ますでしょうか?やはりFESMOTORの方が快適でしょうか?電動自転車は乗ってますがe-バイクは初めてになりますのでご教示頂けると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。
マツウラ様
おはようございます。
コメントいただきありがとうございます!
・Musashi Velo
アシストで走りの強弱をコントロールするEバイクです。
シングルアシストなので、走りに夢中になりたい方向け。
個人的には、デザインはMusashi Veloの方が好きです
・FESMOTOR
7段で、道の状況に応じてギアがチェンジできるところが魅力。
モーターがBAFANGなので、坂道も頼もしい走りができます。
ロゴのデザインが大きいので、シンプルなデザインが好きな人はMusashi Velo、トレックやSPECIALIZEDのようなデザインが好きな人はFESMOTOR
以上になります。
いずれも素敵なEバイクなので
マツウラさんのピッタリを選んでくださいね!!
ありがとうございます。購入の参考にさせて頂きます。