FIATの電動自転車をレビュー！おしゃれなイタリアデザインが素敵なEバイク

イタリアの自動車メーカーで、年齢問わず根強い人気があるFIAT(フィアット)。

フィアットといえば車が有名ですが、実は自転車も販売しています。

赤色フレームがおしゃれのフィアット

当サイト【ゆんとも】では、フィアットの電動自転車に乗って感じた「良かった点・気になった点」を徹底レビュー！

「口コミ・評判は？」

「電動アシストのパワーや、乗り心地ってどんな感じ？」

と気になる方は、ぜひ参考にして下さい。

FIAT(フィアット)電動自転車の概要

FIAT(フィアット)の電動自転車のスペックをまとめると、下記になります。

商品	E-BIKE FDB200
価格	99,000円（税込）
折りたたみサイズ	880x520x670mm
フレーム	スチール
車両重量	約20.0kg
走行モード	3走行モード （エコ・平坦・坂道）
変速	シングルギア
タイヤ	20×1.75
バッテリー容量	5.8Ah
充電時間	約4時間
色	2色 レッド・ホワイト

フィアットの電動自転車は、スチールのフレームを採用しています。

またぐところのフレームが下がっているので、小柄な女性でも足をひっかけることなくまたげます。

女性が乗りやすいフレーム

フレームには、FIATのおしゃれなロゴが入っています。

赤に白のロゴがオシャレ！

車でおなじみのロゴ

色は、下記の2種類。

バッテリー容量は5.8Ah。

フル充電にかかる時間は約4時間。

エコモードなら、約30kmの走行が可能です。

フィアットの電動自転車は、電動モーターの力が後輪に伝わるよう設計されています。

後輪中央の黒パーツがモーター

後輪に電気の力が伝わることで、誰かが後ろからやさしく押してくれるサポートが体感できます。

タイヤのサイズは20×1.75。

20インチのタイヤ

安定感がある太っちょタイヤ

自転車のタイヤは、太くなるほど地面をしっかり捉えてくれて、フラつきにくいところが特徴。

タイヤには、泥除けカバーが標準装備されています。

前タイヤの泥除けカバー

後ろタイヤの泥除けカバー

ハンドルの左側には、電動アシストパネルが付いています。

モードボタン◀▶を押すと、3種類のアシストモード（エコ・平坦・坂道）が選べます。

アシスト力が1番長く続くエコモード

街乗りで1番使う平坦モード

 

坂道で大活躍する坂道モード

フィアットは、ギアチェンジがなく、シングルギアになります。

走りの強さの強弱は、3種類のアシストモード（エコ・平坦・坂道）で行います。

フィアットの電動自転車は、Vブレーキを採用。

前タイヤのVブレーキ

後ろタイヤのVブレーキ

Vブレーキの特徴は、ブレーキをかけたときにしっかり止まれる制動力があるところ。

グリップは握りやすく、ずっと握っていても疲れないエルゴグリップです。

しっかり握れるエルゴグリップ

サドルには、長く座っていてもおしりが痛くならないクッション性が高い素材が使われています。

500のロゴがおしゃれなサドル

サドルの高さ調節はクイックレバー式で、工具を使わず変更できます。

ガバッと開いて締めるだけ

ペダルは、踏み外すことがないようデコボコ加工されたものを採用。

自転車を立てかけるスタンドは、標準装備となっています。

フィアットの自転車は全部で6種類

フィアットから、次の6種類のモデルが販売されています。

モデル	E-BIKE FDB200	AL-FDB166	AL-FDB207V	CRB	TR	FDB206L
画像
価格(税込)	99,000円	40,480円	42,790円	44,000円	40,480円	29,189円
タイヤサイズ	20インチ	16インチ	20インチ	26×1.75	700×28C	20インチ
フレーム	スチール	アルミ	アルミ	アルミ	アルミ	スチール
重量	約20.0kg	約10.7kg	約12.7kg	約12.1kg	約11.7kg	約17.1kg
電動	○	×	×	✕	×	×
ギアチェンジ	シングル	6段	7段	6段	6段	6段
折りたたみ	○	○	○	✕	×	○
かご	×	×	×	✕	×	○
色	2色 レッド ホワイト	2色 レッド ホワイト	3色 レッド ホワイト グリーン	3色 レッド ホワイト グリーン	3色 レッド ホワイト グリーン	3色 レッド ホワイト グリーン

フィアット自転車各モデルの大きな違いは、下記になります。

フィアットの電動自転車の良かったところ・評判をレビュー

フィアットの電動自転車に乗っていて、「ここ、いいね！」と感じたことをレビューしていきます。

坂道がスイスイ登れる

電動アシストの力があることで、きつい坂道があっても、サドルからおしりを離すことなく楽に登れました。

坂道がスイスイ登れます

アシストモードを「坂道モード」にしないと、登れないだろうな…と感じた坂道でも、

「平坦モード」のまま、登り切ることができました。

坂道モードにしなくても、登れてびっくり！！

坂道が多い街に住んでいる人や、中長距離移動する人は、フィアットの電動自転車があればいつもの移動がグッと楽になります。

あと、フィアットの電動自転車に乗ってぼくが感動したのは、静かに走れるところ。

自転車って、チェーンの「ジー、ジー」「カシャ、カシャ」という音がなるのが一般的です。

ですが、フィアットの電動自転車は、自転車から出る音がほとんどなく、気持ちよく走れます。

断電ブレーキが付いている

フィアットの電動自転車は、「断電ブレーキ」を搭載しています。

「段電ブレーキ」とは、ブレーキレバーを握ると電動アシストの電源が切れるしくみをいいます。

ブレーキをにぎると電源が切れます

この段電ブレーキがあることで坂道を下るとき、タイヤに余分な力がかからず、ブレーキをかけたときにしっかり止まれます。

坂道を下っているときも、自分の止まりたいタイミングでしっかり止まれる。

安全運転をサポートしてくれる機能が付いているところも、フィアット電動自転車の魅力になります。

デザインがおしゃれ

フィアットのデザインは、とにかくオシャレ！

おしゃれなイタリア車を作っている会社だけあって、一目見たら忘れられないデザインをしています。

周囲の視線を釘付けにするFIAT

タイヤのアイボリーカラーが、オシャレ感を演出しています。

イタリアの国旗がさりげなくフレームに散りばめられているところも、抜かりありません。

コンパクトに折りたためる

コンパクトに折りたためるところも魅力です。

サイズ感がつかめるように、ぼくのリュックを並べてみました。

リュックの幅のほうが大きい…

「折りたたみって、なんだか難しそう…」と思うかもですが、

慣れれば1分かからずできます。

折りたたみの手順を紹介すると、はじめにハンドルを倒します。

まず、ハンドルを倒します

続いて、フレーム中央のレバーを開いて折りたたみます。

黒い丸のギア横のレバーを開きます

すると、中央で折りたためます

折りたたんだ自転車が開かないよう、バンドルで固定すれば完了です。

1分かからず、サクッとできます

折りたたみ自転車は、次の人におすすめです。

自転車に乗らないとき、コンパクトに折りたためるところもフィアット自転車の魅力になります。

コスパが高い

フィアットの電動自転車は、税込みで10万円きっています。

乗りやすい機能が満載で、10万円きっているコスパの良さもフィアットの魅力です。

デザイン良し！・乗り心地良し！・使いやすさ良し！

三拍子そろっていて、10万円以下を実現しているところが、他社にないメリットです。

フィアットの電動自転車の気になったところ・評判をレビュー

「フィアットの電動自転車は120点満点！！」といいたいところですが、気になる点もいくつかありました。

購入を検討している方に向けて、デメリットに感じたところも包み隠さずお伝えしてきますね。

ライト・カギ・かごが付いていない

ライトやカギ、かごが付いていないところが残念に感じました。

ライトやカギは後付けが必要です

ただ、最近のeバイクは、カギやかごが標準装備されていない傾向があります。

自転車に乗って買い物に出かけることが多い人は、かごはカスタマイズしたいところ。

ちなみに、かごを取り付けると、下記のようなイメージになります。

女性に人気のバスケット

シンプルなデザインのバスケット

カギは盗難防止のため、必須アイテムです。

自転車を買うときに、セットで購入しましょう。

おすすめは、U字ロックタイプのカギ。

セキュリティーレベルが高いU字ロック

カギやかごのカスタマイズは、最近主流になりつつあります。

必要に応じて、自分好みのパーツをカスタムしましょう。

バッテリー容量が小さい

バッテリー容量が5.8Ahと小さいところも、残念に感じました。

ただ、バッテリーは容量が大きくなると、次のデメリットがあります。

フィアットの電動自転車は、快適性かつ、コスパの良さを売りにしているので、

バッテリー容量5.8Ahの小ささは仕方がないかなと思います。

ちなみに、1日にエコモードで5km前後しか乗らないなら、週1回の充電で十分です。

フィアットの自転車の評判・口コミ

ここでは、フィアットの自転車に乗っている人の評判・口コミを紹介してきます。

フィアットの自転車はコンパクトに折りたためるので、

車に積んで、旅先の散策用に使っている人を多く見かけました。

フィアットの電動自転車をおすすめする人

フィアットの電動自転車をおすすめする人は、次のとおり。

フィアットの電動自転車は、街中を走っていると周囲からの注目を浴びるデザインの良さが魅力です。

タイヤが小さく、小回りがきくので、気軽に色んな場所やお店に行けます。

フィアットの自転車は、走っているときの音がハイブリッド車のようにすごく静かなところもいいですね。

人通りが多い道を、スマートに駆け抜けることができます。

乗り心地・使いやすさ・デザイン性

バランスが取れていて、10万円以下で買えるフィアットの電動自転車。

FIATの電動自転車をおトクに買う方法はこちら

他社の電動自転車との比較

FIATと他社の電動自転車との比較は、次のとおり。

メーカー モデル	FIAT 電動自転車	VELMO PANORAMA	BESV PSA1	VELMO PEGASUS
画像
価格 （税込）	99,000円	159,800円	238,000円	249,800円
タイヤ	20インチ	20インチ	20インチ	20インチ
車体の重さ	約20.0kg	19.8kg	19.6kg	14.8kg
バッテリー	5.8Ah	10.0Ah	10.5Ah	7.0Ah
ギア	シングル	3段	7段	9段
カギ	なし	なし	なし	なし
カゴ	なし	なし	なし	なし
折りたたみ	可	可	不可	可
メーカー保証	–	2年	2年	2年

電動アシストのパワー重視なら、BESV「PSA１」やVELMO「PANORAMA」がおすすめ。

メーカー保証プラス、車体の軽さで見ると、VELMO「PEGASUS」に軍配が上がります。

FIATの現モデルは生産中止していることもあり、メンテナンス面ですこし不安が残ります。

折りたたみができて、アフターサポートが充実しているメーカーを探しているなら、VELMO「PANORAMA」や「PEGASUS」をおすすめします。

まとめ

本記事では、フィアット電動自転車の特徴や、良い点・気になる点をレビューしました。

あらためて、メリット・デメリットをお伝えすると、下記のとおり。

オシャレで、快適に走れる電動自転車を探しているなら、フィアットの電動自転車はおすすめ。

他にはないデザイン性を持ちつつ、電動アシストの力で楽に走ることができるからです。

コンパクトに折りたたみめるので、車に積んで、出かけた先でマイ自転車に乗って散策できます。

また、車体サイズがコンパクトなので、自転車に乗って気軽にお出かけできます。

デザインの高さと、乗りやすさをサポートしてくれる機能が満載で、10万円以下で買えるのは信じれないくらい。

コスパが高くて、オシャレな電動自転車を探している人に、フィアットは絶対おすすめ！