当ブログ【ゆんとも】では、「ファットバイクの電動って違法?」の疑問に対して、正しい情報をお伝えします。
違法じゃない条件や、おすすめの電動ファットバイクも紹介しています。
電気の力で走れて、無骨なデザインが人気の電動ファットバイク。
「デザインがカッコいいから」
「値段が手頃だから」
上記の理由だけで購入すると、知らず知らずのうちに違法モデルを買ってしまい、
警察に検挙されたり、事故を起こして高額な賠償請求を支払わないといけなくなる可能性があります。
- 違法改造車で取り締まりに捕まってしまう
- 販売業者が摘発されて、購入モデルが乗れなくなる
- ネットニュースや新聞に自分のことが取り上げられてしまう
電動ファットバイクのことをよく知らないで購入すると、「このモデル、買わなければよかった…」と後悔することに。
当ブログ【ゆんとも】では、60台以上の電動アシスト自転車や電動バイクに乗ってきた著者が次のことを分かりやすく解説。
この記事で分かること
気になる項目をタップすると、見たい情報がすぐ見れます。
ファットバイクの電動って違法?
電動ファットバイクは、次の2つのタイプがあります。
電動ファットバイクは2種類
「電動アシスト自転車」と「電動自転車」の違法に該当するモデルを紹介します。
電動アシスト自転車の違法モデル
違法に該当する電動アシスト自転車は、次のケースです。
- アシスト比率が基準を満たしていない
- アシスト速度の制限がかからない
- ペダルの力ではなく、モーターの力で進む
電動アシスト自転車は、道路交通法で次の3つのことが決まっています。
- アシスト比率は、人の力:電動力が最大で1:2
- 24km/hまでアシストし、それを超えるとアシスト機能を停止する
- 乗者がペダルをこがないと走行しない構造である
上記3つをすべてクリアしたモデルでないと、違法モデルの扱いになり、警察に検挙される可能性があります。
違法でない電動アシスト自転車の条件は、こちらでくわしく解説しています。
おすすめの電動アシスト自転車はこちら電動自転車の違法モデル
違法に該当する電動自転車は、次のケースです。
- 運転免許を持っていない
- ナンバープレートが付いていない
- ウインカーやミラーなどの保安部品が付いていない
- ヘルメットを着用していない
- 自賠責保険に加入していない
電動自転車はペダルの力を必要とすることなく、電動の力だけで走行できる乗り物。
電動自転車は「モペット」と呼ばれることもあり、乗車には運転免許やナンバープレートなどが必要です。
違法でない電動自転車の条件は、こちらでくわしく解説しています。
おすすめの電動自転車はこちら【電動アシスト自転車】違法じゃない電動ファットバイクの条件
合法の電動アシスト自転車は、次の条件を満たしているモデルです。
アシスト比率が基準を満たしている
電動アシスト自転車のアシスト比率は、道路交通法で以下のように決まっています。
- 10㎞/h未満の速度では2以下
- 10㎞/hから24㎞/h未満の速度では、速度の上昇に比例して減少
- 24km/h以上の速度ではアシストしない
上記グラフのように、電動アシスト自転車のアシストは、「ぺだるをこぐ力」と「アシスト力」が決められた比率になっている必要があります。
アシスト速度制限(24km/hを超えるとアシスト0)
電動アシスト自転車は、24km/mを超えるとアシストがOFFにならなくてはいけません。
24km/hを超えてもアシストがかかり続ける「リミッター解除」をする改造をする人がいますが、リミッター解除は違法行為にあたります。
スロットル付きは禁止(ペダルをこぐ必要あり)
電動アシスト自転車は、ペダルをこぐ力を電動モーターの力でサポートする乗り物。
ペダルをこがず、スロットルを回してモーターのみで走行できるモデルは、違法行為になるので注意しましょう。
型式認証取得モデルがベター
道路交通法の基準をクリアしている電動アシスト自転車かどうかは、「型式認定制度」の取得チェックで判断できます。
型式認証を取得しているかモデルどうかは、こちらで確認が可能。
ファットバイクで有名な電動アシスト自転車、型式認証を取得してないケースが結構あります。
芸能人がよく乗っている
あのモデル
実は型式認証を取っていません…
「型式認証を取得していない ≠ 違法モデル」ではないですが、
日本で定められた電動アシスト自転車の基準をクリアしていないと、どの自転車屋さんでも修理を断られ修理難民になる可能性があります。
おすすめの電動アシスト自転車はこちら【電動自転車】違法じゃない電動ファットバイクの条件
合法の電動自転車(モペット)は、次の条件を満たしているモデルです。
運転免許の保有
電動自転車(モペット)を公道走行するには、運転免許が必要です。
免許の種類は、モーターのパワーによって異なります。
免許の種類
- モーターのパワーが600W以下であれば、50cc未満の原付一種扱い
→原付免許または、原付が運転可能な普通免許等の上位免許が必要 - 使われているモーターのパワーが601W以上1000W未満の車両は、125cc未満の原付二種扱い
→小型二輪免許もしくは大型二輪免許、普通二輪免許が必要
ナンバープレートの取得
電動自転車(モペット)を公道走行するには、ナンバープレートの取得が必要です。
ナンバー取得の手順
- お住まい管轄の市区町村の役所へ
- 軽自動車税申告書兼標識交付申請書を作成
- ナンバーと標識交付書交付
ナンバープレート取得の際、以下の持ち物が必要になります。
必要な持ち物
- 原動機付自転車販売証明書
- 印鑑(認印可)
- 本人確認書類(免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
ヘルメットの着用
電動自転車(モペット)を運転するには、ヘルメットの着用が義務付けされています。
自賠責保険の加入
電動自転車(モペット)を運転するには、自賠責保険の加入が必須です。
自賠責保険は、一部のコンビニや郵便局のほか、インターネットのオンラインで加入手続きできます。
おすすめの電動自転車はこちらおすすめの電動ファットバイク
「電動アシスト自転車」と「電動自転車」のファットバイクタイプのおすすめをそれぞれ紹介していきます。
電動アシスト自転車のおすすめモデル
ファットバイクタイプのおすすめ電動アシスト自転車は、COSWHEEL「MIRAI COMFORT」です。
タイヤサイズ | 20×4インチ | バッテリー容量 | 10Ah |
ギア | 外装7段 | 最大走行距離 | 約52km |
モーター | 48V 500W | 価格(税込み) | 198,000円 |
COSWHEEL「MIRAI COMFORT」の一番の魅力は、坂道が楽勝に登れる48V 500W規格のモーターを搭載しているところ。
これまで60台以上の電動アシスト自転車に乗ってきましたが、
ペダルをこいだ瞬間に見える世界を変えてくれたのは、ヨーロッパ仕様のモデルを乗ったとき以来です。
アシストの強さでいったら、今のところCOSWHEEL「MIRAI COMFORT」の右に出るモデルはいません。
前後サスペンション付き、また油圧式ディスクブレーキで足回りもバッチリ。
アシスト最強のモデルを探しているなら、COSWHEEL「MIRAI COMFORT」で決まりです。
COSWHEEL「MIRAI COMFORT」の乗り心地は、下記の記事でくわしく紹介しています。
電動自転車のおすすめモデル
ファットバイクタイプのおすすめ電動自転車は、COSWHEEL「MIRAI S」です。
タイヤサイズ | 20×4インチ | バッテリー容量 | 48V/10Ah |
最高速度 | 約45km | 最大走行距離 | 約30km |
モーター | 500W | 価格(税込み) | 198,000円 |
COSWHEEL「MIRAI S」は、ガソリンではなく電気の力で最大 約30km走れる電動バイク。
モーターは強力な500Wで、最高速度は約45km/h。
COSWHEEL「MIRAI S」は、原動機付自転車のため、運転免許やヘルメットの着用、自賠責保険の加入、ナンバープレートの取得が必要になりますが、
ペダルをこぐ必要がなく、自宅で充電したバッテリーを使って力強い走りができる電動自転車です。
電動ファットバイクのよくある質問
ここでは、電動ファットバイクのよくある質問にお答えしていきます。
まとめ
本記事では、「ファットバイクの電動は違法?」の疑問に対して、正しい情報をお伝えしました。
「電動アシスト自転車」と「電動自転車」では、乗車ルールが異なります。
- 電動アシスト自転車
→ペダルをこいで運転する自転車タイプ。運転免許不要・ヘルメット着用は努力義務 - 電動自転車
→スロットルを回して運転するバイクタイプ。原付区分のため、運転免許・ヘルメット着用などが必要
電動のファットバイクなら、COSWHEELがおすすめ。
電動アシスト自転車のMIRAI COMFORTは、国の基準(型式認定)をクリアしています。
電動アシスト自転車・電動バイクともに20万円切る、手頃な値段もおすすめする理由です。
値段が安いから、またデザインがいいからという理由で選ぶと、違法モデルなことがあるのでご注意ください。
コメント