BESV JR1をレビュー!究極の走り・デザインを実現したe-ロードバイク

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この記事のまとめ

当ブログ【ゆんとも】では、BESV JR1に乗って感じた良かった点・気になった点をレビュー!

おすすめカスタム、おトクに買う方法、中古品を買うときの注意点も紹介しています。

電気の力を借りることで、坂道や強い向かい風が吹いていても快適に走れるEバイク

利便性を重視すると、パーツや見た目の妥協が必要なモデルが多い中、

  • ロードバイクの爽快な走り
  • ひと押し欲しいときのサポート
  • 見た目のスタイリッシュさ

上記3つをすべてを兼ね備えたEバイクがBESVから発売されています。

そのモデルは、BESV「JR1」。

JR1
BESV「JR1」

当ブログ【ゆんとも】では、BESV「JR1」に乗って感じた良かった点・気になった点をレビューしています。

「JR1の乗り心地ってどうなの?

「中古など、おトクに買う方法が知りたい」

上記が気になる読者の方は、当記事をぜひ参考にしてください!

BESV JR1
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 坂道や向かい風が吹いていても爽快な走りができる
  • 車体が軽い
  • 平坦な道はアシストの出番はほぼなし!
  • デザインがカッコいい
デメリット
  • スタンドが付いていない
  • 値段がちょっとお高め
ゆんとも
電動アシスト自転車・電動キックボードマニア
・これまでに乗った電動自転車は60台以上
・最近は電動キックボードにハマり中
・YouTubeでもコンテンツ配信中!
タップできる目次

BESV JR1の概要

BESV JR1の概要

BESV「JR1」は、ロードバイクタイプのEバイクです。

モデルJR1
サイズ1665×955×410mm(XS)
1680×1000×445mm(M)
タイヤ700×25c
車体重量15.7kg (XS)
16kg (M)
バッテリー容量7.0Ah
モーター出力250W
最大走行可能距離115km
ギアSHIMANO 105 2×11speed
ブレーキSHIMANO 105
油圧ディスクブレーキ
マットブラック
グロスホワイト
グロスブルー
マットブルー
マットホワイト
価格(税込)328,000円
参照:BESV JAPAN(ベスビー ジャパン)

BESV「JR1」は、アルミフレームを採用。

アルミフレーム

またぐフレームやフロントフォークには、BESVやJR1のロゴがプリントされています。

ロゴ
BESVのロゴ
ロゴ
JR1のロゴ

色は、全部で5色の展開。

  1. マットブラック
  2. グロスホワイト
  3. グロスブルー
  4. マットブルー
  5. マットホワイト

今回レビューしているカラーは、マットブルー。

JR1は、フレーム内蔵型のバッテリーです。

バッテリー内蔵
バッテリーがフレームと一体化

バッテリーがフレームにポコっと付いていないため、スタイリッシュなデザインとなっています。

スタイリッシュなデザイン
電動自転車に見えないBESV「JR1」

バッテリー容量は7.0Ah

バッテリーは、専用のカギを使えばかんたんに取り外せます

バッテリーを取り外した状態
バッテリーを取り外した状態
片手で持てるバッテリー
片手で持てるバッテリー

電動アシストのON・OFF切り替えは、またぐフレームの上部に付いているボタンで行います。

バッテリースイッチ
丸いボタンがアシストのスイッチ

フル充電の状態で、最大で約115kmの走行が可能です。

JR1のモーターは、後輪に取り付けられた後輪駆動タイプ

後輪駆動モーター
タイヤ中心部の黒パーツがモーター

後輪駆動モーターの特長は、後ろからやさしく押してくれるサポート感が得られるところ。

アシストレベルは、ハンドル中央のフルカラー液晶ディスプレイで確認できます。

液晶ディスプレイ
ミニサイズの液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイの見方は、次のとおり。

液晶ディスプレイの見方

アシストのモードは、次の4種類から選べます。

アシストモード
  1. OFFモード:アシスト出力なし
  2. エコモード:アシスト力を抑え、長距離走行に適している
  3. スマートモード:アシスト力を自動調整
  4. パワーモード:最も力強いアシスト力を発揮
エコモード
パワーモード
パワーモード

アシストモードは、ハンドルを握りながらでも操作できます。

アシストUPは右ハンドルのスイッチ、Downは左ハンドルのスイッチで操作。

アシストアップ
アシストUP
アシストDOWN
アシストDOWN

なお、JR1はスマートフォンとの連携ができます。

スマホアプリを使えば、ルートプランの検索、自転車から一定の距離を離れたとき警告通知をする盗難警告機能などが利用可能。

BESV「JR1」のギア比は、フロント50/34T、リア11/32T

ギア比

ギアはSHIMANO 105 2×11speedを搭載。

シマノギア
SHIMANO 105 2×11speed

タイヤは700×25c

前タイヤ
前タイヤ
後ろタイヤ
後ろタイヤ

ブレーキは、シマノ105油圧ディスクブレーキ

ディスクブレーキ
ディスクブレーキ

ハンドルは、ドロップハンドル。

ドロップハンドル

サドルは、クッション性が低いスポーツサドル。

サドル

サドルはクイックリリース式のため、工具を使わず好みの高さに変更できます。

ライト・スタンドは標準装備されていないため、必要であればカスタムしましょう。

JR1をおトクに買う方法はこちら

JG1・JF1・PSA1との違い

BESVのJG1・JF1・PSA1の違いは、次のとおり。

モデルJR1JG1JF1PSA1
画像JR1JG1JF1PSA1
おすすめ10km以上
遠距離
10km以上
遠距離
10km程度まで
中距離
5km以内
短~中距離
ハンドルドロップドロップフラットフラット
フロントフォーク
シーポスト
アルミカーボンアルミアルミ
バッテリー容量7.0Ah7.0Ah7.0Ah10.5Ah
フル充電走行距離45~115km40~105km40~115km60~90km
変速SHIMANO
105 2×11
SIMANO
GRX 11s
SHIMANO
Deore 10速
SHIMANO
Altus 7段
タイヤ700×25c700×38c700×35c20インチ
重量15.7kg/16kg15.8kg/15.9kg16.1kg/16.2kg19.6kg
適応身長
(フレームサイズ)
XS:160cm~
M:170cm~
S:162cm~
M:170cm~
XS:156cm~
M:164cm~
153cm~
価格
(税込)
328,000円348,000円258,000円238,000円

JR1とJG1は、ドロップハンドルのロードバイク仕様。

内蔵型タイプ

JF1とPSA1は、フラットハンドルになります。

JF1
PSA1

JF1やPSA1についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考ください。

BESV JR1の良かったところ

BESV JR1の良かったところ

BESV「JR1」に乗っていて、「ここ、いいね!」と感じたことをレビューしてきます。

ゆんともパパ
1つずつ

くわしく見ていきましょう

坂道や向かい風が吹いていても快適に走れる

タイヤ700×25c ロードバイク仕様のJR1は、基本アシストなしでも快適に走れますが、

坂道や強い向かい風が吹いているときにアシストが力を発揮します。

アシストのサポート
ここぞというときに頼りになる電動アシスト

「ちょっとしんどいな……」と感じたら、ハンドルを握りながらアシストUPのボタンをポチッと押せばOK!

後輪に搭載されているモーターが、後ろからグイッとサポートしてくれるため、

前傾姿勢になりながらペダルを力んでこがなくても快適な走りが楽しめます。

アシストなしで走れる
きつい坂道や向かい風のときは、ほんと助かる~

ロードバイク勢が長い上り坂を前傾姿勢になりながら走っている中、

涼しい顔をしてスイスイと横を通り過ぎたときはめちゃくちゃ気分が良かったです。

爽快な走り
優越感に浸れました

「ロードバイクにアシストは必要ない!」という意見もあるかもですが、

疲れをためず、どんな状況でも景色を楽しみながら走れるJR1は、日常も遊びも快適にしてくれるEバイクです。

ラクに持てる軽量さ

JR1は、車体重量が16kg(サイズMの場合)とめちゃくちゃ軽いEバイクです。

片手で持てるJR1
片手で持てるJR1

他社のスポーツEバイクと比較すると、JR1がいかに軽いかが分かります。

モデルBESV
JR1
パナソニック
ジェッター
WELB
Eバイク
サードバイクス
FESMOTOR
画像JR1ジェッターwelbwelb
重さ16kg21.1kg16.8kg19.8kg

パナソニックの人気スポーツバイク「ジェッター」と比較すると、5kg以上違います

パナソニック「ジェッター」の良かったところをレビュー
重量感があるジェッター
BESV JR1の概要
軽々のJR1
ゆんともパパ
5kgといったら

巨大なスイカ1個分!?

JR1の重さに慣れてしまうと、他のスポーツEバイクを触ったとき、同じEバイクとは思えない違和感を感じるでしょう。

「軽いは正義」ではないですが、力まなくても軽々持てるJR1の扱いやすさはバツグンにいいです。

平坦な道はアシストの出番ほぼなし!

JR1は車体が軽く、タイヤが細いロードバイク仕様のEバイク。

平坦な道を走っているときは、アシストを利用するシーンがほとんどありません

アシストの出番がほぼない
アシストなしでも爽快な走りができます

もし仮に、バッテリー切れが起きたとしても、Eバイクがロードバイクに変わるだけ

JR1の乗り方
  • 平坦な道は、アシストを使わず爽快な走り
  • 坂道や向かい風が吹いているときだけ、アシストの力をかりる

バッテリー容量が7.0Ahと、他社と比べて物足りなさがありますが、

そもそもアシストの出番がほぼないため、毎日乗ったとしても充電の頻度は週に1回で十分でしょう。

スタイリッシュなデザイン

JR1のバッテリーは、フレーム内蔵タイプです。

フレーム内蔵型バッテリー
スタイリッシュなデザイン「JR1」

バッテリーがフレームに外付けされたモデルと比べると、見た目のスタイリッシュさは一目瞭然

コスパが高い
外付けタイプのEバイク
内蔵型タイプ
内蔵型タイプのJR1

一般の人がJR1を見たら、ほとんどの人が電動自転車と気づかないでしょう。

JR1のバッテリーは、カギを使えばカンタンに取り外せるため、自宅で充電が可能

自宅で充電

コンセントに直接つないで充電が必要なスポーツEバイクがありますが、

自宅の外にコンセントがあるケースって少ないですよね…。

ガレージで充電
ダイレクト充電が必要なモデル

JR1のバッテリーはカパッと取り外しできるため、フレーム内蔵型のEバイクが抱える問題点をクリアしています。

取外し可能なバッテリー
カパッと取り外れせるバッテリー

2018年にグッドデザイン賞を受賞しているBESV「JR1」。

電動自転車に見えないスタイリッシュさも、魅力的なポイントです。

JR1をおトクに買う方法はこちら

BESV JR1の気になったところ

BESV JR1の気になったところ

「JR1、最高!!」といいたいところですが、気になる点もあります。

JR1の購入を検討している読者の方に、デメリットも包み隠さずお伝えしていきます。

BESV JR1の気になったところ
ゆんともパパ
こちらも1つずつ

見ていきましょう

スタンドがない

ロードバイク仕様なので当たり前なのかもですが、JR1にはスタンドが付いていません

スタンドが付いていないJR1
壁に立てかけが必要

これまで60台以上のEバイクに乗ってきましたが、スタンドが付いていないのはJR1がはじめて。

毎回、長距離のサイクリングに出かけるならスタンドは必要ないですが、

ちょい乗りすることを考えると、「スタンドはあった方がいいな」と感じました。

値段がちょっとお高め

JR1の価格は、税込みで約35万円。

「BESVブランド」+「ロードバイク仕様」を考えると、この値段は妥当なのかもです。

とはいえ、35万円するEバイクはなかなか手が出ないですよね……。

値段が高いJR1

値段が高いことで希少性が生まれるメリットはありますが、

個人的には「25万円前後で買える価格設定だったら…」と感じました。

JR1をおトクに買う方法はこちら

他社のスポーツEバイクとの比較

他の電動自転車との比較

他社のスポーツEバイクとの比較は、次のとおり。

モデルBESV
JR1
SPECIALIZED
CREO SL
E5 COMP
WELB
Eバイク
サードバイクス
FESMOTOR
画像JR1welbサードバイク
タイヤサイズ700×25c700×28c700×23c
700×32c
700x32C
車体の重さ15.7kg
16kg
約14kg16.8kg19.8kg
モーター出力250W240W250W250W
バッテリー容量7.0Ah320Wh6.8Ah10.4Ah
充電方法取り外し充電ダイレクト充電ダイレクト充電取り外し充電
ダイレクト充電
ギア11段11段9段7段
メーカー保証1年~2年2年1年
有料で自宅
修理サポート
2年
充電器のみ1年
価格328,000円792,000円189,800円198,000円

SPECIALIZEDと比較すると、BESV「JR1」は手に取りやすい価格ですが、

WELBやサードバイクスと比べると約1.5倍の価格の違いがあります。

WELB「Eバイク」
サードバイクス「FESMOTOR」

もし、ロードバイク仕様が絶対条件で、20万円台で買えるモデルを探しているなら、

計16のカスタムが自由にできるWELBのEバイクを選択肢に入れるのも1つの方法です。

デザイン賞受賞
WELB「Eバイク」

WELBのEバイクは、フラットハンドルからドロップハンドルに変更もできるため、

値段をもうすこし抑えたいなら、WELBを選択肢に入れるのもありでしょう。

WELBのEバイクについて、くわしく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

BESV JR1をおすすめする人・しない人

BESV JF1をおすすめする人・しない人

BESV「JR1」をおすすめする人・しない人は、次のとおり。

おすすめする人
  • 週末、サイクリングに出かけることが多い
  • ロードバイクのEバイクを探している
  • スタイリッシュなEバイクを探している
おすすめしない人
  • 10万円~20万円のEバイクを探している

ロードバイク仕様のEバイクを探しているなら、BESV「JF1」がおすすめです。

ドロップハンドルを握ってペダルをこぐと、周りの世界が止まっているかのような感覚が味わえます。

アシストの出番がほぼない

アシストを借りるシーンは、坂道と強い向かい風が吹いているときくらい。

車体が軽いため、平坦な道なら、ペダルを数回こげば電動アシストの制限速度24kmに到達します。

道路交通法によって、電動アシスト自転車のアシストが利く速度には制限があり、 時速24kmまでとなっています。

一瞬で周囲を置き去ることができる、BESV「JR1」。

ロードバイク仕様のEバイクを探しているなら、JR1がおすすめです。

もし、値段がネックなら、ドロップハンドルにカスタムできるWELBのEバイクがおすすめです。

BESV JR1のよくある質問

VELMO「Q2」のよくある質問

BESV「JR1」のよくある質問にお答えしていきます。

ゆんともパパ
1つずつ

見ていきましょう

おすすめのカスタムが知りたい

純正のサドルはクッション性が弱いため、はじめにカスタムしたいアイテム。

サドル

街乗り・ロングライド向けにも対応するなら、パンクへの耐久性が高いタイヤにカスタムしましょう。

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中古でお得に買いたい

JR1の中古は、Yahooショッピングやメルカリで購入できます。

定価の6~7掛け程度で買えるところが中古の魅力ですが、

モーターやバッテリーの状態など、正確な情報が確認できるお店で購入しましょう。

なお、中古で買う場合、購入後にモーターや電気系統のトラブルがあると5万円~10万円の修理代がかかるケースがあります。

まとめ

当記事では、BESV「JR1」の特長や、良かった点・気になった点をレビューしました。

あらためて、メリット・デメリットを挙げると、次のとおり。

BESV JR1
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 坂道や向かい風が吹いていても爽快な走りができる
  • 車体が軽い
  • 平坦な道はアシストの出番はほぼなし!
  • デザインがカッコいい
デメリット
  • スタンドが付いていない
  • 値段がちょっとお高め

JR1はドロップハンドルで、走りに夢中になれるスポーツEバイクです。

前傾姿勢になりながら、信号がない一本道を走ると最高の気分が味わえます

アシストなしで走れる

値段はちょっとお高めですが、実際に乗ると値段が高い理由が納得できます。

JR1に乗っている人はほとんどいないため、希少性があります。

「走りも見た目も妥協したくない!」なら、BESV「JR1」がおすすめです。

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