VELMO「Q2」をレビュー！電動アシストのパワーが魅力の折りたたみEバイク

急な坂道が楽に登れて、気になる隣り街まで気軽に行ける移動手段として人気の電動アシスト自転車。

バスや電車を使わず、目的地まで最短ルートで走れることから、電動アシスト自転車を利用する人が最近増えています。

街乗り用の電動アシスト自転車は数多く発売されているため、どれを選んだらいいか迷う人も多いはず。

60台以上の電動自転車に乗ってきた筆者が街乗り用の電動自転車の中で大絶賛するモデルといえば、今回ご紹介するVELMO「Q2」です。

これまでに乗ってきた数々の電動自転車

VELMO「Q2」の魅力

Q2の他社にない購入後サポートは、こちら。

VELMO公式限定サポート

2週間の無料トライアルサービスは、他社が行っていないサービスです。

当ブログ【ゆんとも】では、Q2の特徴や口コミ・評判、他社（20インチ折りたたみモデル）との比較をお伝えしています。

VELMOの電動アシスト自転車「Q2」の概要

VELMO「Q2」の各スペックは次のとおり。

ブランド	VELMO
タイヤサイズ	20インチ
本体サイズ （通常時）	全長×幅×高さ 1,500×590×1090（mm）
本体サイズ （折りたたみ時）	全長×幅×高さ 670×800×405（mm）
フレーム	アルミニウム合金
車体重量	19.8kg
モーター出力・電圧	350W×36V
バッテリー容量 （サドル）	7.8Ah
バッテリー容量 （ボトル）	6.4Ah
変速	外装7段変速
ブレーキ	機械式ディスクブレーキ
色	6色（グリーン・ブルー・ホワイト・ブラック・グレイ・レッド）
価格 （税込）	159,800円

各パーツをくわしく見ていきましょう。

フレーム・色の種類

VELMO「Q2」は、アルミフレームを採用しています。

またぐフレームには、「VELMO」のかわいいロゴが入っています。

VELMOのQ2は、コンパクトに折りたためる電動アシスト自転車です。

色は全部で6種類の展開。

VELMO「Q2]の全6色

電動モーター・操作パネル

VELMO「Q2」は、電気のアシストが後輪に伝わる後輪駆動タイプ。

後輪駆動モーターの特徴は、誰かが後ろからやさしく押してくれるサポート感が体感できるところ。

前から引っ張られる感覚がないので、電動アシスト自転車が初めての人でも安心して乗れます。

電動アシストの電源ON・OFFは、サドル下のボタンで行います。

電動アシストを操作するモニターは、ハンドルの左側に付いています。

電動アシストは、5種類のモードが選べます。

アシストの目安は、次のとおり。

液晶モニターにはUSB差し込み口が付いていて、走りながらスマホが充電できます。

バッテリー

バッテリーは、シーポストに内蔵されています。

サドルの下部に充電口があり、自宅での充電が可能です。

サドル内蔵型バッテリーのため、電動アシスト自転車に見えないデザインを実現しています。

バッテリー容量は7.8Ah。

フル充電の状態で、最大で約60kmの走行が可能。

予備バッテリーとして、ボトルバッテリー（6.4Ah）がオプションで販売されています。

ギア

VELMO「Q2」のフロントギアは52Tサイズ。

ミニベロはタイヤが小さく、ペダルをたくさんこがないといけない印象があるかもですが、

VELMO「Q2」はギア比が大きく、一こぎでしっかり前に進みます。

ギアは、SHIMANOの7段変速ギアを搭載。

ギアチェンジは、ハンドルの右側に付いているシフターで行います。

レバーを「ぎゅっ」と奥に押すと、ギアが上げれます。

タイヤ・ブレーキ

タイヤの大きさは20インチ。

雨が降った翌日でも快適に走れるよう、前・後ろのタイヤには泥除けカバーが付いています。

ブレーキは、機械式のディスクブレーキを搭載。

ディスクブレーキを搭載しているため、止まりたいタイミングでしっかり止まれます。

その他の情報（グリップ・サドル・ライトなど）

グリップは、直線状の丸グリップ。

サドルは、おしりにフィットするタイプ。

盗難防止のため、サドルレバーにロック機能が付いていてます。

サドルの後ろには、周りが暗くなっても安全に走れるよう反射板が付いています。

サドルの高さは、工具を使わず自分好みに変更できます。

なお、ハンドルの高さも工具を使わず変更できます。

ライトは、前タイヤの上に付いています。

ライトを付ける場合、アシストボタンの「+」を長押しします。

ペダルは、スニーカにぴったりフィットするサイズです。

収納時にペダルに足を引っけないよう、折りたためます。

自転車を立てかけておくスタンドは、標準装備となります。

Q2は、23年10月に終売しました。
リニューアルモデルのVELMO「PANORAMA」を参考ください。

VELMO「Q2」の良かったところ

VELMO「Q2」に乗って、「ここ、いいね！」と感じたことをレビューしていきます。

アシストがパワフル

VELMO「Q2」で一番印象に残っているのは、電動アシストのパワフルさ。

「この道は、電動アシスト自転車でもきついだろうな…」という気持ちで急勾配の坂を登り始めたところ、グイグイ登っていくQ2に驚かされました。

VELMO開発のスタッフの方に、「アシストがめちゃくちゃパワフルですね！」と聞いたところ、

「電動アシスト自転車の型式認定ギリギリを攻めた自転車なんですよ」と返答があり、思わず「なるほど！」と声がでました。

型式認定とは、道路交通法などに規定されている基準に適合した自転車として国家公安委員会から認定を受けたもの

アシスト力がマイルドに設計されている電動アシスト自転車が多い中、

VELMOのQ2はアシストの力が他社（20インチ折りたたみモデル）より抜きん出ています。

これは、VELMO「Q2」に搭載されているモーターが350Wと、他社（20インチ折りたたみモデル）と比べて1.4倍の馬力があるからです。

VELMO「Q2」は強力なアシストを持っているため、次の良さを実感できます

Q2に乗ると実感できること

Q2があると、電車やバスを使わず毎日の通勤が楽になります。

電車やバスの移動の場合、待ち時間のロスや到着時間の遅れ、人混みのストレスを感じることがありますが、

Q2を持っていると、自分の好きなタイミングで移動でき、時間のゆとりが生まれます。

アシストのパワフルさは、動画で見るとより分かりやすいので、20％の勾配がある激坂を女性がスイスイ登る動画を載せておきますね。

爽快な走りが楽しめる

電動アシストの電源をOFFにした状態で走ったところ、坂道以外は通常の自転車と同じように走れました。

「電動アシスト自転車は、常にアシストをONの状態で走らないといけない」と思っている人も多いかもですが、

VELMO「Q2」は、平坦な道であればアシストの力を借りることなく、爽快な走りが楽しめます。

走っている途中にペダルをこぐのを止めると、「ジッー、ジッー」と心地よいラチェット音が聞けるのもVELMO「Q2」の魅力です。

電動アシスト自転車に見えないデザイン

VELMO「Q2」のバッテリーは、シーポストの内部に埋め込まれています。

電動アシスト自転車って、バッテリーがポコっと外付けされて無骨なイメージがありますよね。

VELMO「Q2」のバッテリーは内蔵型なので、電動アシスト自転車であることに気づく人は少ないでしょう。

色の種類が6種類と豊富なところも、魅力的なポイント。

他社にはない淡いカラーの品揃えが多いので、どんな服装でも合わせられます。

コンパクトに折りたためる

VELMOのQ2は、コンパクトに折りたためます。

折りたたみ方は、驚くほどカンタン！

まず、ハンドルの下部にあるジョイント部分を解除して、ハンドルを倒します。

次に、サドルを下げます。

最後にまたぐフレームになるジョイント部分を解除して、半分に折りたたみます。

折りたたんだ後に自転車が勝手に開かないよう、磁石の力で引っ付くようになっています。

「折りたたみは力が必要で時間がかかる」と思われがちですが、女性の力でもカンタンにできます。

コンパクトさが伝わるように、リュックを置いてみました。

自転車がコンパクトに折りたためると、次のメリットがあります。

女性の力でも1分かからず、コンパクトに折りたためるVELMO「Q2」。

片手で持てる重さではないですが、スペースを取らず保管できるところも魅力的に感じました。

購入後のサポートが充実している

「公式サイト限定」
VELMO 購入後のサポート

上記4つのサポートは、公式サイトで買うだけで付いてくるサービスです。

防犯登録

自転車を購入したとき、自分で防犯登録する必要がありますが、

VELMO「Q2」はメーカーが防犯登録をしてくれます。

賠償責任保険

VELMO「Q2」に乗っていて、万が一事故を起こしてしまった場合、次の補償が受けられます。

購入してから1年間、上記の賠償責任損害保険が付帯します。

盗難補償

万が一、使用中に自転車が盗まれてしまった場合、

購入から（1年目70%、2年目40%、3年目20%）をメーカーが負担し、盗難車と同タイプの新車を買うことができます。

Q2は、23年10月に終売しました。
リニューアルモデルのVELMO「PANORAMA」を参考ください。

VELMO「Q2」の気になったところ

「VELMOのQ2、最高！」といいたいところですが、気になる点もありました。

VELMO「Q2」の購入を検討している読者の方に向けて、デメリットも包み隠さずお伝えしていきますね。

カギやカゴが付いていない

VELMOのQ2には、カギやカゴが付いていません。

カゴやカギが標準装備されていないのは、車体重量を少しでも軽くするためだと思います。

ですが、特にカギは盗難防止のために必須アイテムなので、自転車とは別で購入が必要です。

カギでおすすめなのが、盗難見舞金が付いているABUS（アブス）のカギ。

ABUS（アブス）はセキュリティーで評判のドイツメーカーのため、愛車をしっかり守ってくれます。

カゴは自転車で買い物によく出かける方や、通勤時に手さげかばんを持っている方はカスタマイズをおすすめします。

バッテリーのプラグが付けづらい

電動自転車のバッテリーは、フレームに外付けするのが一般的です。

一方で、VELMO「Q2」のバッテリーはシーポスト内に内蔵されているため、装着するときにプラグにはめ込む必要があります。

プラグの差込口が目で確認できない位置にあるため、はじめての人は装着に戸惑うかもです。

VELMO「Q2」の評判・口コミ

ここでは、VELMOのQ2に乗っている人達の評判・口コミを紹介していきます。

良い評判・悪い評判をまとめたものが、こちら。

・アフターケアが充実している
・アシストがパワフル
・坂道がスイスイ登れる
・バッテリーがあまり減らない

・ディスプレイの走行距離が短い
・体重が90kg以上あると、30％～35％ある坂は登れない
・発送後の配送状況がもう少し分かりやすいほうがいい

良い評判・口コミ

Twitterや楽天の口コミで見かけた良い評判・口コミはこちら。

悪い評判・口コミ

楽天での評価が低かった評判・口コミは、次のとおり。

楽天の口コミは、書き込み件数が25件・評価4.76・星3以下の評価はなし。（2022年10月末現在）

VELMO「Q2」を購入した人の満足度が高いことが、口コミ評価の高さから分かります。

他社の電動アシスト自転車との比較

VELMO「Q2」を、他社の人気モデルと比較しました。

メーカー モデル	VELMO Q2	MATE Eバイク	GIC NEXT140	ペルテック TDN-208L	パナソニック オフタイム	PYKES PEAK X20	HIMO c20+
画像
重量	19.8kg	28.5kg	11.3kg	19.1kg	20.6kg	21.6kg	22.5kg
バッテリー容量	7.8Ah (最大14.1Ah)	14.5Ah	4.0Ah	8.0Ah	8.0Ah	10.0Ah	10.0Ah
1充電あたり 走行可能距離	約45km	約80km	24km	42km	50km	80km	80km
バッテリー交換	30,800円	ー	22,050円	35,800円	☓	24,800円	29,800円
ギア	7段	8段	シングル	6段	7段	ー	6段
アシストのパワー	パワフル	普通	普通	普通	普通	普通	普通
保証	賠償責任保険 代車サービス 防犯登録 盗難補償	2年保証	ー	1年	1年～3年	1年	1年
価格(税込)	159,800円	352,000円	113,080円	76,800円	150,000円	114,800円	115,500円

他社と比較すると、Q2の「アシストのパワフルさ」と「メーカー保証の充実」が際立っていることが分かります。

アシストのパワフルさで比較しても、VELMO「Q2」がNo1。

MATEは車体がゴツく、パワフルな走りができそうですが、モーターの出力規格は250W。

一方、VELMO「Q2」は350Wの出力規格のため、MATEと比べると1.4倍の馬力があります。

毎日の通勤が楽にできて、購入後のメーカーサポートが充実しているモデルを探しているなら、VELMOのQ2が絶対おすすめです。

VELMO「Q2」をおすすめする人・しない人

VELMO「Q2」をおすすめする人・しない人は、次のとおり。

VELMO「Q2」は、20インチとタイヤが小さく、街乗りに最適な電動アシスト自転車です。

アシストのパワーがとにかく強力なので、通勤や自宅近くの移動で汗をかくことなく、疲れが残らない走りができます。

コンパクトに折りたためるため、玄関先での保管や車に積んで旅先のサイクリングにも最適。

20インチ電動アシスト自転車の中で、VELMO「Q2」の電動アシスト力はNo1です。

上記の三拍子が揃っているVELMOのQ2。

爽快な走りが楽しめて、メーカーサポートが充実している電動アシスト自転車を探しているならVELMO「Q2」が絶対オススメ！

VELMO「Q2」をお得に買う方法

VELMO「Q2」を買うなら、当ブログ限定のクーポンが利用できる公式サイトからの購入がおすすめ。

当ブログ限定の特典

フロントバックの無料プレゼントを受け取る方法は、次のとおり。

Q2は現在、アウトレット品のみの販売ですが、当ブログ限定のクーポンを利用することができます。

アウトレット会場はこちら。

よくある質問

ここでは、VELMO「Q2」のよくある質問にお答えしていきます。

修理が必要になったらどうすればいい？

VELMO「Q2」に乗っていて調子が悪くなってきたら、公式LINEやHPに問い合わせしましょう。

WELBのスタッフが、すぐに対応策を教えてくれます。

筆者は相談したらすぐに返信が来て、やり取りの手間がかからない公式LINEをおすすめします。

ランニングコストが知りたい

VELMO「Q2」の年間ランニングコストは、次のとおり。

本体価格	159,800円
カギ	0円（特典プレゼント付き）
空気入れ	1,100円
年間の電気代 （週1回の充電と仮定）	約500円
合計金額	161,400円

購入1年目にかかるコストは、161,400円。

2年目以降は、バッテリー充電の電気代 約500円しかかかりません。

購入1年目は、10万円以上の出費となりますが、

電車やバスの乗車賃・年々高騰しているガソリン代・タクシー代の支払いを考えると、1年～2年で元がとれちゃいます。

バッテリーの持ち・充電方法・交換タイミングが知りたい

バッテリーに関する情報は、次のとおり。

バッテリーの持ち	1回の充電で 約45kmの走行が可能
充電回数	週1回 （平日 5km圏内の通勤に利用した場合）
充電方法	シーポストを抜いて 自宅のコンセントで充電
充電時間	約3～4時間
バッテリー寿命	充電 700回～900回
バッテリー交換費用	30,800円（税込み）

バッテリーがきれても走れる？

バッテリー残量がたとえ0になっても、ギアが7段変速あるため、平坦な道であれば快適に走れます。

赤信号からのストップアンドゴーや、向かい風が吹いている状況で走るときは、当然ですがアシストがあった方が快適に走れます。

もしバッテリーぎれが心配なら、ボトル型予備バッテリーの購入をおすすめします。

空気入れは何を使えばいいの？

VELMO「Q2」は、英式バルブを採用しています。

英式バルブは日本で最もポピュラーなバルブで、空気入れは自宅近くのホームセンターや自転車屋さんで購入できます。

まとめ

当記事ではVELMO「Q2」の特徴や、良かった点・気になった点をレビューしました。

VELMO「Q2」は、20インチタイヤで小回りがきいて、街乗りに最適な電動アシスト自転車です。

20インチ電動アシスト自転車の中で、アシストのパワーはNo1のため、

のメリットが体感できます。

あと、忘れていけないのが、購入後のメーカーサポート。

公式LINEから相談すると、VELMOスタッフが素早い対応でていねいに教えてくれます。

電動アシストの性能と、アフターケアが充実しているVELMOのQ2。

移動に疲れを感じることなく、街なかを快適に走り回りたいなら絶対おすすめです。